「SDGs」という言葉を聞いたことがありますか?
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略で、国連が掲げる2030年までに達成すべき17の国際目標です。
この記事では、東京都がSDGsの活動喚起事業として取り組む「東京ユアコイン(オフィス型)」の内容とおススメの使い方を紹介します。
では、個人でもできるSDGs活動をみてみましょう!
「東京ユアコイン(オフィス型)」とは?
「東京ユアコイン(オフィス型)」とはSDGsの活動喚起とキャッシュレス化の促進を目的に開始した独自ポイントで、2020年1月9日から実証実験を開始しました。
利用者は大手町・丸の内・有楽町地区で時差Bizやプラスティックゴミ削減などの活動をすることでポイントをためることができ、そのポイントは対象店舗での支払いやTポイントなどの他のポイントへの交換、寄付に利用することができます。
より詳しく見ていきましょう!
実証実験期間
2020年1月9日~2020年2月28日(金) 順次開始
全体のポイント付与上限である2,500万ポイントに達したら終了するので注意です。
対象者
大手町・丸の内・有楽町地区のオフィスワーカー、来街者
一見限定されているように見えますが、「来街者」とあるので誰でも参加OKのようですね。
利用にはアプリのダウンロードが必要で、日本の携帯番号でSMS認証できるスマホ等の端末が必要です。
「東京コアコイン(オフィス型)」のもらおう!
実際にポイントをもらうには、①アプリのダウンロード②SDGs活動またはボーナス、各種特典により受け取ることができます。
実証期間中の一人当たりのポイント上限は7500ポイントで、上限に達したらポイントは獲得できなくなります。
ちなみにポイントは現金からチャージすることはできず、アプリ内で獲得するしかありません。
まずはアプリをダウンロード
スマートフォンに実証用アプリ「東京ユアコイン(オフィス型)」をダウンロードしましょう。
【App Store】
【Google Play】
SDGs活動でポイントをゲットしよう!
SDGs活動によるポイントは各メニューごと、1日1回まで受け取ることができます。
活動後、ポイント獲得場所にあるQRコードアプリを読み込むことによってもらうことができます。
東京都より
メニューは①時差Biz②ノーレジ袋③マイタンブラー③エコ弁返却のテーマごとに設定されており、獲得ポイントも各メニューによって異なります。
東京都より
テーマA「時差Biz」ですぐに、また気軽に参加できそうなこととしては、スターバックスで使える「早朝カフェ利用」ですね。
一回当たり200ポイントももらえるので、スターバックスのショートサイズのコーヒーは290円(税抜き)ですので、かなりおトクです。
出社前にいかがでしょうか?
東京都より
テーマB「ノーレジ袋」の利用はとても簡単で、商品購入時に「レジ袋はいりません」というだけです(コスメティックアンドメディカルは+キャッシュレス決済)。
東京都より
テーマC「マイタンブラー」にもスターバックスがありますので、早朝にマイタンブラーを持参して利用したら、200+100=300ポイントもゲットできるのでかなりおススメです!!
テーマD「エコ弁返却」は丸の内エコ弁プロジェクトの一環で、食べ終わったらフィルムをはがし、容器を回収することでリサイクルのレベルを高めるP&Pリ・りパックを使用しています!
【エコ弁販売協力店舗】
- 大手町BAMBOO(大手町ビル)
- Dining酒家大手町厨房(大手町ビル)
- DRUNK BEARS(大手町ビル)
- 上海厨房 石庫門 丸の内店(丸の内オアゾ)
- 永楽(大手町カンファレンスセンター ショップ&レストラン)
- 蕎匠 包丁切りそば みとう庵(大手町フィナンシャルシティ)
- 丸の内ディンドン 新大手町ビル店(新大手町ビル)
- 宮崎地鶏炭火焼 車(東京ビル TOKIA)
- 北海道の旬 焼肉たむら(東京ビル TOKIA)
- 鶏三和(丸ビル)
- 胡同デリ(丸ビル)
- 浪漫館横浜 丸の内店(丸ビル)
- ALOHA SALADS DELI(丸ビル)
- すみだ 福千代(丸ビル)
- 筋肉食堂 丸の内ビルDELI(丸ビル)
- Hot Spoon 丸の内店(iiyo!)
- 丸の内ディンドン(新東京ビル)
- Little Miss 耕一路(国際ビル)
- 丸の内ディンドン(有楽町ビル)
【必見!】ボーナス&特典でポイントをゲットしよう!
SDGs活動以外にも①アプリダウンロードボーナス②アンケート③複数テーマクリアでもそれぞれポイントをもらうことができます!
ポイント額も大きく、3つトータル2,500ポイントもゲットできますので要チェックです!
この3つのポイントは全てサポートデスク(3×3 Lab Future)に行って、係員に内容チェックしたらもらうことができます。
サポートデスク(3×3 Lab Future)は大手町タワー・JXビル1階に設置しており、平日10時~18時に係員が常駐しています。
【①アプリダウンロードボーナス】
その名の通り、アプリをダウンロードし、サポートデスクに行くだけで、1,000ポイント獲得することができます
【②アンケート】
2020年2月17日~2020年2月28日に実証に関するアンケートを実施予定で、回答し、サポートデスクに行くと500ポイント獲得できます。
短めの期間内にアンケート回答→サポートデスクまで必要なので要注意です!
【③複数テーマ】
先述のSDGs活動のうち複数の「テーマ」A~D(「メニューではありません」)のうち2つ以上取り組み、サポートデスクで確認を受けた場合、1,000ポイント獲得することができます。
自身の活動状況はアプリ内「特典」で確認できます。
「東京ユアコイン(オフィス型)」ポイントの活用方法

ポイントをゲットしたら実際に活用しましょう!
活用方法は「店舗でつかう」・「他のポイントに交換する」・「寄付する」・「他の人に譲渡する」の4つがあります。
レートは1ポイント=1円です。
ちなみに2月29日の0時00分時点でポイントがそのままだった場合は失効され、自動的に寄付されます。
店舗でつかう
【利用方法】
①支払い時に「東京ユアコインで支払う」と伝える
②アプリを起動し、設定したPINコード入力
③レジのQRコードを読み取る
④利用ポイント数入力
⑤「はい」選択
【利用可能店舗】


他のポイントに交換する
東京ユアコインは「Tポイント」・「nanacoポイント」・「pontaポイント」に交換することができます。
交換にはそれぞれ1週間~2週間程度かかります。
寄付をする
大手町・有楽町・丸の内地区におけるSDGs活動を推進する基金である「エコ結び」に寄付をすることができます。
また利用せず失効したポイントもこの「エコ結び」に寄付されます。
他の人にポイントを譲渡する
実証参加者間であればポイントの譲渡をすることができます。

アプリ内のメニューからQRコードを読み取ることで譲渡できます。
「東京ユアコイン(オフィス型)」を通してSDGsの「行動」をおこすきっかけに!
いかがでしたでしょうか。
場所は限定されていますが、東京駅付近で勤務されている方は特に利用したいアプリですね。
利用するときに、その行動がなんのために設定されたものなのか、背景にはどんなことがあるのか等を意識することが重要です。
まずはダウンロードから始めてみましょう!
【App Store】
【Google Play】