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【消費2.0】『エシカル消費』とは?これからの新常識を簡単に解説!

『エシカル消費』って言葉を聞いたけど、実はよく知らないんだよね…..。

そんな方は珍しくありません。

それもそのはず、2017年の消費者庁による調査では「エシカル」・「倫理的消費」の認知度は合わせてもわずか10.4%と、まだまだ知らない方のほうが圧倒的に多いのです。

むしろ言葉を聞いたことがあるあなたはしっかり情報収集をされていたり、世の中の出来事に関心がある方なのかもしれません。

この記事ではそんな『エシカル消費』の内容やこれからさらに注目される理由について解説していきます。

読み終わる頃には周りの方に説明できるようになっていますので、是非『エシカル消費』を広めてください。

そもそも『エシカル消費』ってなに?


「エシカル消費」・・・人や社会、環境のことを考えた消費行動やライフスタイル

そもそもエシカルは「倫理的な」という意味で、法律で決まっていないからこそ個々人の良心に基づいて世の中全体にとって”イイコト”のために行動しよう!ということです。

おそらく読んだ方も感じたように、エシカル消費は何か決まりきった行動なのではなく、「フェアトレード」や「応援消費」などさまざまな関わり方があります。

逆に言えば、あなたの意識次第ですぐに行動に移すことができるのが「エシカル消費」なのです!

なぜ『エシカル消費』がこれから必要なの?

近年になって耳にするようになった「エシカル消費」ですが、イギリスでは「エシカルコンシューマー」という専門誌1989年に創刊されるなど最近出てきた概念ではありません。

しかし経済を成長させることに重きを置いてきたがために、わたしたちを取り巻く環境は大きく変化してきました。

ユネスコの「世界水発展報告書」によると、今現在でさえ36億人の人々が少なくとも1年のうち1か月は水不足の環境での生活を強いられており、2050年までには100億人になるとされる世界人口のうち約半数の50億人まで増えるとされています。

また国連によると、この人口増に応じて2050年の農業生産量を2006年比で60%も増加される必要があるとしています。

他にも温暖化や森林資源の枯渇、異常気象、労働搾取等、経済成長に伴って生じ、顕在化してきた我々がリアルに対面すべき問題を、企業だけでなく、それを使う消費者においても、自分・子供・孫の未来について真剣に考える時が来ているのです。

『エシカル消費』が注目されるようになったきっかけは?

日本でエシカルという言葉が使われるようになったのは2009年頃といわれていますが、注目されるようになったきっかけは2011年3月11日の東日本大震災後です。

被災者同士のシェア精神や復興支援などの利他的な価値観が広がり、被災地の商品を購入する「応援消費」という動きも生まれました。

さらに2015年に国連より提唱された持続可能な開発目標(SDGs)の中に「つくる責任 つかう責任」があり、消費者の持つ責任について議論されるようになりました。

国内でも2014年に日本エシカル推進協議会が発足し、2015年には消費者庁で消費者基本計画にてエシカル消費の研究・普及の必要性を取り上げました。

こうした流れや各機関の動きが、一般の消費者にも徐々に広がり、エシカル消費への注目が集まっています。

Who Made My Clothes?(私の服を作ったのはだれ?)

LILYLOTUSより

4月24日が何の日かご存知ですか?

4月24日は「ファッションレボリューションデー」として、SNSを中心にそのブランドに対して「Who Made My Clothes?」と写真とともに投稿し、ファッション業界の在り方を問う活動が世界で広がっています。

この背景には2013年4月24日バングラデシュでの縫製工場の崩落事故があります。

fashionsnap.comより

この1,134人の死者、2,500人以上の負傷者を出したこの事故は生産量を増やすことを追い求めたために、従業員の安全も非難も度外視した管理体制に原因がありました。

驚くべきことに、事故の前日にビルの亀裂は発見されていましたが、従業員に非難をさせず給料を脅しに作業を続けさせていました。

そしてこの工場から発見されたのは欧米の大手アパレルメーカーの商品です。

この事故はまさに安価な洋服を大量生産大量消費するために犠牲となっている労働搾取を無視した結果でした。

ひょっとすると知らず知らずのうちにこのような悲惨な状況に加担してしまっている可能性もあるのです。

色んなエシカル消費で世界とあなたを守る!

エシカル消費には様々な形があります。

労働搾取をしている企業や自社の利益のために環境破壊を繰り返す企業の消費を買わないようにすることもエシカル消費です。

捨てる予定だった子供服をアプリを使って寄付することもエシカル消費の結果です。

NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパンが大学生300人におこなった調査によると、93%が「フェアトレードを実践している企業の商品を買ったり、人に薦めたい」と答えています。

そして「問題があるとわかっていながら無視したくない」という理由は20代がほかの世代に比べても最も高いことがわかっています。

これからの消費スタンダードとなる『エシカル消費』、あなたはどのように行動しますか?

この記事を読んでくださった方の消費判断の基準に『エシカル』が加わることを祈っています。

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